額裏の仕様例

アムゼでは、外注にはなりますが、額装も承っております。

額装をご依頼いただく際、「裏面はどのような仕上がりになるのか分からない」というお客様も多いため、今回は実際の写真を交えながら、額装の裏面仕様についてご紹介いたします。

なお、裏板や金具などの仕様は、額装業者や時期によって異なる場合がございます。写真は一例としてご参考ください。


裏面テープ張り
額の裏面を専用のテープで覆い、裏板とフレームの隙間を塞ぐ仕上げです。
裏面をきれいに仕上げることで、裏側からホコリが入り込むのを抑えられるほか、見た目もすっきりとした印象になります。
また、トンボ仕様のようにフレームの厚みに合わせてスペーサーなどを入れて高さを調整する必要がないため、フレームに厚みがある場合でも、そのまま額装しやすいというメリットがあります。
さらに、トンボ仕様と比べて部材が少なく、比較的費用を抑えやすいため、販売用の商品など、一度額装した後に作品を取り出す必要がない場合にもおすすめです。
一方で、テープを剥がさないと作品を取り出しにくいため、作品の入れ替えや点検には不向きです。

裏面テープ貼り(作品よりもフレームの方が厚みがあるパターン)
裏面テープ貼り(作品よりもフレームの方が厚みがあるパターン)

裏トンボ仕様
「トンボ」と呼ばれる回転式の金具で、裏板をフレームに固定する仕上げです。
トンボを回すことで裏板を取り外せるため、作品を後から取り出したり、入れ替えたりする必要がある場合に適しています。
テープ張りと比べて、作品の状態を確認しやすく、メンテナンス性に優れているのがメリットです。
一方で、フレームの厚みと作品・マット・裏板などの厚さが合わない場合は、スペーサーなどを使用して高さを調整する必要があります。そのため、仕様によってはテープ張りよりも費用が高くなる場合があります。
また、金具が裏面に見えるため、裏面をすっきりと仕上げたい場合には、テープ張りのほうが適しています。

裏トンボ仕様

泥足+トンボ仕様
フレームの厚みよりも、作品やマット、裏板などを合わせた厚みのほうが大きい場合には、「泥足(どろあし)」という方法を用いることがあります。
泥足とは、フレームの裏側に木材などを取り付けて、額全体の奥行きを確保するためのものです。
例えば、薄いフレームに厚みのある作品を額装すると、そのままでは作品を収めるための深さが足りません。そこで、フレームの裏側に泥足を取り付けて厚みを増し、その上でトンボを使って裏板を固定します。
この方法なら、フレームのデザインを活かしながら、厚みのある作品にも対応できるというメリットがあります。
一方で、通常の額装よりも奥行きが増すため、壁から額が少し前に出ます。また、泥足を制作・取り付ける工程が増えるため、費用が高くなる場合があります。

泥足+トンボ仕様


額装の裏面は、見た目だけでなく、作品の取り出しやすさ、メンテナンス性、費用、作品の厚みなどによって適した仕様が変わります。

額装をご検討の際は、表面の額縁だけでなく、裏面の仕上げについてもお気軽にご相談ください。

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