漆喰が用紙に!?

amuze

アムゼに「フレスコジクレー」が入荷いたしました。
世界初のインクジェット漆喰シートは、フレスコ画に用いられる漆喰がシートになったものです。
自然で深みのある画質と長期保存性を謳っている用紙です。

実際に出力してみた感想です。

【テクスチャーが面白い!】
濃い色を出力すると、和紙の繊維のようなマチエールが見えます。
(壁などに使われる漆喰にはスサと呼ばれる繊維を混ぜ込むものもあるらしい)
この複雑な凹凸が上品な質感を生み出します。
凹凸の加減にも種類があり、マチエールの質感がより強い「ラフ」と控えめで上品な「スムース」があります。
きめ細かい陶器肌にこだわった作品作りのアーティスト様にはこの「スムース」での制作を一度お試しいただきたい!
つるっとした粗のない肌が再現できちゃいます。
モノクロやコントラストの強い作品は特にフレスコジクレーと特に相性がよいように思います。

【どことなくアナログ感!?】
先にも書いた通り、フレスコジクレーの凹凸による光の複雑な反射が、作品に奥行をつくり、
部質感を残した自然な印象にしあがります。
ほんのり感じる艶感が鉛筆やペンなどから感じられる質感を思わせます。
これらのおかげか、どこかアナログらしさを感じさせてくれ、温かみを感じるように思います。

新しい用紙にトライしたい、作品作りを質感レベルで楽しみたい作家様にお勧めしたい用紙です。
どのような質感か、確認されたいですよね?
こちらの記事で詳しくご説明しておりますので、ぜひぜひご一読ください!